NEWS
お知らせ
ゴルフ腰痛に悩む人のストレッチ
ゴルフ腰痛に悩む人へ。原因と効果的なストレッチ方法
ゴルフを楽しんでいる方に多い悩みのひとつが「腰の痛み」。
スイングのたびに腰に違和感を感じたり、翌日に張りや重さを感じるという方も少なくありません。
ここでは、ゴルフ腰痛の原因と自宅でもできるストレッチ方法を紹介します。
◆ ゴルフ腰痛の主な原因
ゴルフスイングでは、腰の回旋（ひねり）動作が大きく関わります。
しかし、その動きがスムーズにできないと、腰の筋肉や関節に過剰な負担がかかってしまいます。
主な原因は以下の通りです。
股関節や胸椎の可動域不足
本来、回旋の多くは股関節や胸椎（背中上部）で行われます。
ここが硬いと、代わりに腰が無理に回ろうとして痛みが出ます。体幹（腹筋・背筋）の筋力低下
スイング中に体幹が安定しないと、腰がねじられすぎて炎症を起こしやすくなります。左右の筋バランスの崩れ
ゴルフは片側の動きが多く、同じ筋肉ばかり使われることでバランスが偏りやすいです。
◆ 効果的なストレッチ①：股関節の回旋ストレッチ
床に座り、片膝を立ててもう片方の足を内側に倒します。
体をゆっくりと前に倒し、お尻の横（中臀筋）〜太ももの外側が伸びる感覚を感じましょう。
左右30秒ずつ×2セット。
股関節の柔軟性を高めることで、スイング時の腰のねじれ負担が軽減されます。
※無理に深く倒すのではなく、呼吸を止めず“心地よい伸び感”を大切にしましょう。
◆ 効果的なストレッチ②：胸椎の回旋ストレッチ（寝ながらできる）
仰向けに寝て、両膝を軽く曲げて横向きになります。
両腕を前に伸ばし、上の手をゆっくりと反対側へ開いて胸をひねります。
目線も手の方向に向け、胸の開きを感じながら呼吸を深く。
左右10回ずつ行いましょう。
胸椎の動きが良くなると、腰を無理にひねらずスムーズに回転できます。
腰だけで回る癖がある人は、このストレッチで“上半身のしなやかさ”を取り戻しましょう。
◆ 効果的なストレッチ③：ハムストリングス（太もも裏）ストレッチ
立った状態で片足を椅子や台に乗せます。
背中を丸めずに、股関節から体を前に倒します。
太ももの裏が伸びるのを感じたら20秒キープ。左右2セットずつ。
太もも裏が硬いと骨盤が後傾し、スイング時に腰へ負担がかかります。
ストレッチで骨盤の動きをサポートし、自然なアドレス姿勢を保ちましょう。
◆ 自宅でできる腰のケアと予防法
体幹トレーニング（プランク・デッドバグなど）
腹筋を強化することでスイングの安定性がアップします。温めてから動く
ラウンド前は腰を温めることで筋肉が柔らかくなり、ケガ予防に。練習後のアイシング
疲労が溜まる前に冷やして炎症を防ぐのも効果的です。
日頃から姿勢を意識し、長時間の座り姿勢の合間に軽いストレッチを取り入れるだけでも、腰の状態は大きく変わります。
◆ ストレッチを継続することで得られる効果
腰の痛みの軽減・再発予防
スイング軌道が安定し、飛距離アップにつながる
可動域の改善でスイングフォームがスムーズに
ゴルフ腰痛は「年齢のせい」ではなく、体の使い方と柔軟性の問題であることが多いです。
正しく体を整えれば、痛みを防ぎながら長くプレーを楽しむことができます。
◆ Trainingshipでのサポートもおすすめ
Trainingshipでは、ゴルフ腰痛の改善を目的とした体幹トレーニング・ストレッチ指導を行っています。
個々の体の硬さや姿勢をチェックし、再発しにくい体の使い方をサポートします。
「痛みを気にせずゴルフを楽しみたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
